うちの近所は、オンタリオ湖の湖岸で、ヨットハーバーがたくさんあります。
トロントアイランズも近いので、遊覧船なんかもここから出向します。
水辺ですので野鳥がたくさん生息しています。
そして、観光客も多いので、野鳥にとってはおこぼれをいただけて好都合のようです。
よく見かけるのは、鴨、カモメ、白鳥等ですが、たまにとても美しい鷺をみかけることがあります。
鷺は英語で「Heron」といいます。
その美しい「Heron」は、いつも同じヨットハーバーで見かけます。
いつも一羽でジーッとしているのです。
先日も、ボードウォークを散歩中、たまたま彼を見かけました。
いつもはジーッとして人間には近づかないのに、その日は向こうから歩いてくる女の人の方へ「ブゥワッサ!」っと飛んでいきました!
どうしたものかと思ってみていたら、その女の人はカバンからおもむろにジップロックを取り出し、そのHeronにエサを与え始めました。
Heronを近くで見てみたかったので、女の人に話しかけてみました。
どうやらこのお姉さん、このシーズンはいつもここで彼にエサをあげているそうです。
寒くなるとまたどこかへ飛んでいきますが、また暖かくなるとここへ帰ってくるそうです。
「もう6年の付き合いなのよ!」と、お姉さん。
Night Heronと呼ばれ、日本語ではゴイサギという種類みたいです。
「私はチャーリーって呼んでるの」と、いろいろ教えてくださいました。
なんとチキンを食べてるチャーリー!
ちゃんと、手からもらって上手に食べています。
そろそろ夏も終わり。
また暖かい場所を求めて移動する時期かもしれません。
来年もまたここでチャーリーに出会えるのが楽しみです。