今月の5月15日(日)、第35回トロントマラソン(Goodlife FITNESS 主催)が開催されました!
今年は、40カ国以上の約10,000人を超える参加者。
トロントの北を出発し、ダウンタウンを駆け抜け、南のオンタリオ湖の湖岸を往復し、またダウンタウン中心地まで帰ってきてゴール、42.195kmのコースです。
都会のど真ん中を走り抜けるので、交通規制なんかもかなり大変なことになっています!
特に、我が家の前もがっつりコースになっているので、トロントマラソンの日は、通常ならば外出をひかえるようにしている(というか敷地からでられない 苦笑)のですが、今回は違いました!
実は、今年はスコット妹が初参加するということで、家族・親戚・友達総出で応援に行ってきたのです!
スコット妹、なんとトロントマラソン当日が誕生日!
彼女は4年程前から趣味で走り始め、最近ではハーフ・マラソン等にも挑戦し、なんだか本格的になってきたなぁと密かに思っていました。
「モトコも一緒に走ろうよ〜!」と、ことあるごとにお誘いをうけていたのですが、毎回丁重にお断りしていた次第です(苦笑)
そうこうしているうちに、今年は自分の誕生日がトロントマラソンの日だと知ったスコット妹は、今年こそ初フル・マラソンに挑戦すると言い始めたので、これはもうすごい事です!
私だったら、自分の誕生日にフル・マラソンなんて考えられないです・・・。
マラソンに参加されるランナーの皆さんで、ガン治療など様々な名目で募金活動を同時に行われる方も結構いるのだと、私はカナダ・トロントに来て初めて知りました。
日本のマラソンでもそうなのでしょうか?
今回、スコット妹も、「このフル・マラソンを走るにあたり、日本の震災の津波被害にあてて義援金を募ることにしたよ!」と連絡してきました。
自分の為だけでなく、日本の為に走ってくれるというです!(感動)
さっそく、家族や親戚や友人達にその旨を連絡し、マラソン当日までに多くの日本津波募金が集まりました。
もちろん私達も協力させてもらいました!
当日はあいにくの雨でしたが、沿道にはたくさんの人が応援に駆けつけています。
さて、肝心の応援団は、ポイントごとに立って、妹を応援。
妹が持っているiPhoneのGPSで、彼女の位置を確認できるのです(便利ですねー!)。
それを見ながらみんなで追いかけました。
私達の担当ポイントで待っていると、来ました来ましたっ!
真ん中の水色の彼女が妹です☆
手をふったり、笑顔でまだ余裕さが感じられますねー!
この日はかなり寒く、ランナーの皆さんには大変過酷な状況でした。
沿道で待っている間はソワソワして長いのですが、いざ姿が見えて通り過ぎるのって結構あっと言う間なんですね(笑)
私達は、彼女がまた折り返してダウンタウンに帰ってくるまでちょっと時間をつぶし、また別の担当ポイントでも応援です!
写真で、常に彼女の後ろに写っているブルーのバックパックを背負った男性は、カナダのラジオ局(CBCラジオ)のレポーターです。
実は今回、スコット妹の初フル・マラソンを密着取材するという目的で、レポーターの彼も一緒にフル・マラソンを走っていたんです!
取材が入るとは前々から聞いていたのですが、マラソンの密着ってどうするのかな?と思っていました。
みてみると、スコット妹は、取材用のマイクをつけて走り、腰には小さなバッテリー。
彼の背中のバックパックには、大きなバッテリーが入っていて、まさにスコット妹にぴったりくっついてインタビューしながら走っているんです(驚)
しかも途中でバッテリー交換の為に彼女を追い越し、交換中に追い越されるのでまた追いつかなくてはならないという・・・。
レポーターさん、過酷な取材ですね・・・。
今回、スコット妹は、4時間5分で初フル・マラソンを見事に完走しました!
初フル・マラソンで立派な記録です☆
スコットママと感動のハグ。
マラソン完走後、ランナーには、チョコレートミルクや、フルーツやベーグルが配られていました。
こんなマッサージのサービスもあるんですね(驚)
後日、放送されたラジオ番組では、自分の誕生日の記念と、日本の津波募金の為に初フル・マラソンで大健闘したスコット妹の話や、実際に走っている間に録音したインタビューが流れていました。
今回、スコット妹が呼びかけて集まった日本津波募金は、合計で 4,301ドル(日本円で約36万円)でした。
さっそくカナダの国際赤十字を通して、日本へ送られました。
日本の為に募金を呼びかけて走ってくれたスコット妹、どうもありがとう。
そして、この募金に協力してくれた家族や親戚、知人の皆さんに感謝します。
カナダからの気持ちが、日本の皆さんへ届きますように!
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