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カナダ・トロント情報がいっぱい!

2011年9月7日
トロント発祥の地 Fort York

この夏ホームステイをしてくれた男の子と、「Fort York(フォート・ヨーク)」という所に行ってきました!

我が家からは、ストリート・カー(路面電車)に乗って約15分。

フォート・ヨークは、1793年に、アッパー・カナダ(現在のオンタリオ州)の総督であった「ジョン・グレーブス・シムコー」により建設された要塞です。

当時、この砦の東2kmの所に「York(ヨーク)」という町を作り、1834年このヨークの町が「トロント市」になりました。

ここは、現在のトロント市の発祥の地ということですね!

1813年「The Battle of York(ヨークの戦い)」の舞台となった場所でもあります。

アメリカとの戦いで陥落し、軍事施設は破壊されてしまいましたが、イギリスはこの砦を再建し、1814年にアメリカ軍の攻撃を撃退しました。

カナダを守る事に成功したイギリスは、1870年にカナダ軍隊が自国の守備を引き受けるまで、トロントに軍隊を駐屯させました。

1930年に軍隊はヨーク砦を引き上げました。

トロント市で砦を修復し、現在は歴史博物館となっています。

こちらが入り口。

小さな丘のようになっていて、東のダウンタウンの超高層ビル群が見渡せます。

当時のまま保存された敷地内には、兵舎や火薬庫などがあります。

種類の違う大砲がたくさん、そのまま置かれています。

敷地内では、衛兵さんも見かけます。

実は、衛兵さん達は皆大学生です。

夏だけかな?!

大学生たちは、歴史や軍隊好きの生徒なのか、それとも、軍の大学の生徒なのかは不明ですが(笑)

また、当時の衣装に身を包んだガイドさんが、要塞の案内をしてくれました!

決まった時間になると、「Cannon Fire(大砲発射)」も見る事ができます。

もちろん空砲ですが、でもそれはそれはものすごい音です!

めっちゃビックリしたー!!

マンガのようにお尻が飛び上がりました(笑)

家にいる時、昼過ぎの決まった時間に、外で「ドドドーン!」と大きな音がするんです。

ずっと前から、「あの大きな音は一体何だろう?!」と思っていたのですが、この大砲の音がうちまで響いて聞こえていたんですねー!

謎が解けました(笑)

衛兵のパレード練習も見ることができますよ。

(スケジュールは事前に確認してくださいね☆)

カナダで、8月の第1月曜日は「Civic Day(市民の日)」で休日です。

トロントでは、このヨーク砦を建設した総督の名前にちなんで「Simcoe Day(シムコーの日)」と呼びます。

私達がフォート・ヨークに行ったこの日は、「Simcoe Day(シムコーの日)」の直前。

「Simcoe Day(シムコーの日)」には、このフォート・ヨークで大きなセレモニーが開かれるため、普段とは違うパレードで、その特別練習を見る事ができました!

当日は、他からももっとたくさんの衛兵さんが集まってパレードするそうです。

カナダ総督や、軍隊関係の方々が多数出席されるようで、気合いが入っています!

銃の発砲のセレモニーの練習も見ることができました。

一斉に銃を発砲するのですが、こちらもすごい迫力でした!

今回ホームステイしてくれた男の子は歴史が大好き!

カナダの歴史も私より断然詳しかったし(汗)

楽しんでもらえたようで良かった!

トロント発祥の地、皆さんも機会があれば足を運んでみてください☆

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