前回に続き、今月初めにトロントで開催されていた、U-18 Optimist International Curling Championships(18歳未満カーリング国際選手権大会)のレポートです。
前回の記事はこちら→ U18 Curling Championships 2011 – Part 1
男女合計24チームの参加ということで、会場は2箇所に分かれて行われました。
「St. George’s Golf and Country Club」と、「Weston Golf and Country Club」といって、どちらも90年以上の長い歴史を持つ、伝統あるゴルフクラブです。
ゴルフのカナディアン・オープンや、LPGAクラシック等で公式試合の主催地にもなる名門クラブだけあって、そのたたずまいも素晴らしい。
タイガー・ウッズ等、数々の有名ゴルフプレイヤーがここで名勝負をしてきたのですねー!
春から秋にかけてはゴルフ場として、冬の間はカーリング会場として利用できるようになっているようで、合理的なシステムに納得です。
どちらのクラブもトロントの西の端にあり、選手達は開催中ホテルと会場間をスクールバスで移動。
カーリングは、4人ずつ2チームで行われ、目標とする円をめがけて各チームが交互に8回ずつ石を氷上に滑らせます。
石を円の中心により近づけた方が得点をとり、これを8回〜10回繰り返して、総合得点の高い方が勝利です。
高度な戦略を要するため、「氷上のチェス」とも言われています!
そして、カーリングとはスポーツマンシップを重んじる、とても正直でフェアなスポーツだということに、非常に感動しました。
相手チームの失敗を喜んだりすることははもってのほか。
相手チームのファインプレーを褒めあったり、お互いを尊重しあいながら試合に望むのですね。
カーリングは基本的に審判員がおらず自分たちで判定するため、フェアプレーは非常に重要なことで、自分がルール違反をしてしまった時も正直に自己申告するぐらいの態度が望まれるのだそうです。
試合が終わった後も、お互いのチームの良策を褒め合う姿が印象的でした。
今回、通訳のお手伝いをさせてもらった私達。
スコットは、祖父母が昔カーリングをしていた事もあって、だいたいのルールは分かりますが、超初心者。
私はといえば、カーリングはオリンピックで見た事がある程度のド素人。
もちろん、2人とも事前にカーリングのルール等を自習しました!
でも、ルール以外にも、カーラー(カーリングをする人)が使う専門用語が色々あって、なかなか覚えられず苦労しました(特に私 苦笑)
この大会は、18歳未満の国際選手権大会。
選手は高校生や中学生ということで、国際試合をすること以外にも、未来の選手を育てるという目的があります。
スキルアップの合同練習や、プロ選手を目指すための競技能力や精神力を向上する為の講習会、選手交流会等、様々なイベントがありました。
ランチタイムや、試合の合間は、選手同士で同席し国際交流です。
試合中の彼らの姿はとても真剣で、高校生だということを忘れてしまうくらいです。
しかし、試合の合間に目をキラキラさせながら国際交流をしている彼らを見て、やっぱり普通の高校生なんだなー、とちょっと安心しました(笑)
10代の身体的にも精神的にも吸収力が高いこの時期に、このような国際的な経験ができることって本当に素晴らしいなと、彼らを側で見ていて改めて思いました。
私自身も高校時代に初めて海外に出て、小さな事にも度々感動したあの頃を思い出しました!
5日間に渡って行われた今回の「U-18 Optimist International Curling Championships(18歳未満カーリング国際選手権大会)」の結果は下記の通り。
<男子>
金:カナダ・アルバータ州チーム
銀:カナダ・オンタリオ州チーム
銅:カナダ・ノバスコシア州チーム
<女子>
金:カナダ・マニトバ州チーム
銀:カナダ・ノバスコシア州チーム
銅:カナダ・ケベック州チーム
さすがカナダのチームはやはり強いですねー!
しかし、日本チームも、男女とも8位という成績を納め、大健闘しました!
みんな本当によく頑張りました!
開会式では、日本の地震と津波で亡くなった方々への黙祷から始まった今回の大会。
大会開催中は震災募金ボックスが設けられ、閉会式でも日本への敬意を表し、カナダ人の心の温かさを改めて感じました。
カナダ人もアメリカ人も皆、日本チームが無事この大会に参加できた事を喜び、大歓迎してくれました。
会場の皆が日本に起こった大きな悲劇を悲しみ、日本チームに毎日温かい声をかけてくださり、日本人として、感謝の気持ちで一杯の大会でした。
日本の男女チームとも、感謝のメッセージを書き込んだ国旗を、各会場にそれぞれ贈呈しました。
今回の通訳のお手伝いを通して、素晴らしい経験をさせていただき、本当にありがとうございました!
皆さんにまたいつかお会いできる日を楽しみにしています☆
日本の子供達がこのように頑張っている姿を見て、たくさんの元気をもらった私達でした。
日本の為に少しでも私達にできること、これからも続けていこうと思います。
頑張れ日本!
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