皆様ご無沙汰をしておりました。
日本も寒い日が続いているようですが、いかがお過ごしでしょうか?
トロントの今シーズン冬は例年にない暖かさで、日本のほうが雪がたくさん積もったりしているようでね!
この一番寒い時期、毎年2月2日に、カナダとアメリカの各地で行われるお祭り「Groundhog Day(グラウンドホッグ・デー)」についてご紹介します☆
こちらのイベントは「グラウンドホッグという動物が、春の訪れのお天気占いをする!」というもの。
伝統あるとっても有名なお祭りなのです☆
この毛むくじゃらのモグラみたいな動物が、グラウンドホッグといいます。
Groundhog Day のお祭りが行われる町では、それぞれの町で名前の付いたグラウンドホッグを飼っていて、町の愛すべきマスコット的存在であります。
カナダとアメリカの各地で行われるのですが、その中でも、「カナダ人やアメリカ人なら皆知っている!」、という有名なグラウンドホッグがいます。
アメリカで一番有名なのが、ペンシルベニア州、パンクサトニーのフィル君(写真上)
カナダで一番有名なのが、オンタリオ州、ワイアートンのウィリー君(写真下)
ワイアートンのウィリー君(カナダ)は、白毛のコートでも有名です☆
さて、肝心の、春の訪れを予想するお天気占いの仕組みがどうなっているかというと・・・
グラウンドホッグは、2月2日に冬眠から目覚めて、外に出て自分の影を見ると驚いて巣穴に戻ってしまうといわれているそうです。
ということで・・・
グラウンドホッグが巣穴に戻ってしまう = 「冬はあと6週間続くだろう」
グラウンドホッグが影を見ずそのまま外に出る =「春は間近にせまっている」
となるのだそうです!
上の写真は、今年のカナダ・オンタリオ州のワイアートンのお祭りです。
お祭りのメインイベントは、このウィリー君の登場と、お天気占い。
実際には、巣穴から出てくるというより、小屋からおびき出される感じです(笑)
グラウンドホッグ・クラブのメンバーたちは昔からつづく伝統衣装を着ています。
グラウンドホッグのお天気占いを、声高らかに読み上げていますねー。
ワイアートンのウィリー君(下)、「今年の春はもう間近に迫っている!」と予言しました☆
この占い予報は、決してグラウンドホッグ・クラブのメンバーがかってに作っているのではなく、あくまでもウィリー君が「グラウンドホッグ語」でクラブの会長に伝えているのだそうです(笑)
さて、カナダのウィリー君の予報とは反対に、アメリカ・ペンシルベニア州のパンクサトニーのフィル君(下)は、影を見たので「冬はまだ6週間続く!」と予言しました!
波乱の予感です(笑)
Groundhog Day は、1993年に有名なハリウッド映画にもなっています!
日本の題名は「恋はデジャブ」(原題:Groundhog Day)
コメディーでとってもおもしろいので、興味のあるかたはぜひ見てみてくださいね☆
毎年2月2日は、テレビや新聞でこの「Groundhog Day」の春の訪れのお天気占いが報道されます。
私はまだお祭りには一度も行ったことがないのですが、いつか一度はいってみたい、カナダの伝統イベントの一つです☆
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