前回のブログでは、「The 100th Grey Cup(第100回グレイ・カップ)」の、前祝いお祭り騒ぎの様子をレポートしました。
前回のブログはコチラ→ Grey Cup Festival 2012
今回は、本番当日の様子!
☆Grey Cup(グレイ・カップ)とは☆
CFL(カナディアン・フットボール・リーグ)の頂点を決める決定戦。
カナディアン・フットボールの最高の大会。
今年は、第100回ということで、大きく盛り上がった、「The 100th Grey Cup(第100回グレイ・カップ)」。
歴史的、記念すべき100年目の今年、「The Grey Cup 100 Train」という特別列車が、トロフィーであるGrey Cup(グレイ・カップ)の乗せて、カナダを横断しました!
カナダの西バンクーバーから、10週間かけて、138箇所を経由し、8,100Kmの旅を終え、東のトロントまで運ばれてきました!
ちまたでは、信じられない高額でチケットの売買が行われていました!!
チケットは、高級感あふれるプラスチックのチケットで、ホログラム入り。
ニュースでも、「偽物チケットと間違わないように!ホログラムをチェックしてください!」と言っていました。
ラッキーにも私達は(スコットパパのお力添えで)、グレイ・カップのチケットをゲットしました☆
私も、ヒートテックの上に、トロント Argonauts(アルゴノーツ)のシャツを身にまとい、いざ出陣です!!
スタジアムは、メジャーリーグ球場と同じ「Rogers Centre(ロジャース・センター)」。
我が家から、歩いて約7分の所にあります。
18時開始。
ロジャース・センターが、約5万3千人の観客で、隅から隅まで満席になりました!
こんなに満員御礼のロジャース・センターをみたのは久しぶり(笑)
それにしてもスゴーイ!
この観客をみるだけでテンションが上がります!!
私は知らないので「このオジさん誰って?」感じでしたが、
カナダ人なら誰でも知っているという有名なフォークシンガー、Gordon Lightfoot 氏の歌声で、開会式がスタート!
カナディアン・フットボール、全8チームのチアガール達も登場☆
チアガール達、それぞれの町で練習してきたからか、微妙に息が合ってない(笑)
直前にちょこっとだけ合同練習したんだろうか?
私のそんな心配をよそに、そうこうしていると、カナダのNational Police(カナダ国の警察)「The Mounties(マウンティーズ)」登場!
本日の The Mounties(マウンティーズ)の任務は、Grey Cup(グレイ・カップ)の死守!
大拍手で迎えられる、The Mounties(マウンティーズ)。
今日はドームが閉じてるから、花火とか上がるのかなー、と思っていたけど、普通に上がってました。
選手達の登場!
この日の為に練習してきたんだろうな、気合いダンスを披露しながら登場している選手もいました(笑)
その気合いダンス、もしも負けた時に思い出したらどうするんだろう…と、そんな冷めた事を思ってはいけません。
みんなで、カナダ国歌「Oh Canada」を大合唱です。
カナダに来て、色々なプロスポーツや国際試合を見る機会が増えました。
実際に会場に居て、どこの国も皆が大きな声で、誇りを持って国歌を歌う姿に、正直驚きました。
国歌がどれだけ愛されているか、どれだけ自然に国民の心に浸透しているかを肌で感じます。
日本人と国歌の関係をいつも考えさせられる瞬間です。
さぁ、めっちゃ煙ってますが、いよいよ試合開始!!
入り口で配られた「Thunder Sticks(サンダー・スティックス)」を膨らませて、無駄に叩いて応援です(笑)
これ、上手に叩かないと「バフバフ」言うだけで、Thunder Sticks(サンダー・スティックス)特有の「ビヨヨーン、ビヨヨーン」って音を出すには、コツがあるんですねー。
トロント Argonauts、序盤からどんどんタッチダウンを決め、絶好調です!
余裕やーん!
あんまり余裕なので、ホットドッグでも食べよーっと。
私達が座っている席の、横のブロックに、なんと!
カナダの首相が!
カナダの、スティーブン・ハーパー首相です。
家族と一緒でプライベートだったみたいですね。
ハーパー首相は、スポーツ好きでも知られています。
一応このエリアはVIPシートですが、首相ともあれば、BOX席とかで観戦するのかと思っていました。
しかし、こんなに近くにいて、ビックリです!
ハーパー首相、国民との写真撮影に、快く対応されておりました。
ということで、何と、私もハーパー首相と2ショットで撮影してもらいました!
でも、セキュリティー上、さすがに個人のカメラでは撮影させてもらえないので、ハーパー首相お付きのカメラマンが撮影。
後日メールで送ってくれるとのこと。
膨大な写真の量でしょうし、いったいいつになったら送られてくるのか定かではありませんが、いつの日か届く事を信じて、気長に待ちます(笑)
それにしても、SPがたくさん居ましたよー(当たり前だけど)。
私の真後ろにも、がっつりSPが立っているし、何か落ち着きません(苦笑)。
試合も余裕な感じだし、どっちかというと、すぐそこにハーパー首相がいることの方が気になる!
首相がいることに気がついた人は、みんなソワソワ、同じような感じだったみたいです(笑)。
注意散漫の私は、ゲームもいいけど、観客を観察するのも大好き!
この目の前のオジさん(上の写真)も、さっきからこの辺をうろちょろするので気になっていました。
スコットに「めっちゃいいスーツ着てる人がいるでー!!」と言うと、「ウゥワッ!」と驚いたスコット。
そのオジさんは、CFL(カナディアン・フットボール・リーグ)のコミッショナー、この大会の最高責任者(会長)である、マーク・コーホーン氏だよ!と。
とにかく、試合以外にも色々見れて面白かったです(笑)
肝心な試合は、35対22 で、トロント Argonauts が優勝!
優勝は8年ぶりです。
ホーム試合での優勝と考えると、60年ぶりです!
ホーム試合で、100周年の記念すべきGrey Cupに輝いた「トロント Argonauts」
おめでとう!!
スタジアムを出ると、CNタワーも優勝を祝し、ARGO BLUE(アルゴ・ブルー)に染まっていました!
優勝を祝う、アルゴファン達!
トロント Argonauts(アルゴノーツ)のニックネームは、「Argos(アルゴズ)」。
応援する時や、試合に勝った時は、
「Arrrrgooooos!(アァァァァァールゴォォォォォーズ!)」
と叫ぶのがお決まりです!
この日は、トロントの町中で、
「Arrrrgooooos!(アァァァァァールゴォォォォォーズ!)」
の声が響き渡りました☆
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